寄宿舎について

 福岡県立特別支援学校「福岡高等学園」は生徒全員が寄宿舎で生活する全寮制の学校です。 

寄宿舎では、生きていくことに必要な【基本的生活習慣】と【社会的生活習慣】のスキル獲得に向け、生徒は日々頑張っています。また、集団生活を継続することで自信が付き、多くの仲間と互いに尊重し合い、共に楽しく過ごしています。

 福岡高等学園では寄宿舎のことを『 WING 』と呼んでいます。”WING”とは”つばさ”のことです。ここから巣立って行った先輩たちに続けるようにと願って付けられた愛称です。また、寄宿舎の建物を上から観ると『 W 』の形をしています。

 指導目標

 寄宿舎では学校・家庭との連携のもと、生徒一人一人の個性や特性に応じた適切な指導・支援を行い、各自の能力を最大限に伸ばすとともに、基本的生活習慣を確立し、社会性を身につけ、社会的に自立する人間を育成することを目的とし、次の4つの目標をあげています。

○ 基本的生活習慣を確立させる。

○ 社会性を身につけさせ、生活力の向上を図る。

○ 自主性や自立性、責任感や協調性を養わせる。

○ 自己の健康安全に留意し、適切に対処する能力を身につけさせる。

  日課表



  寄宿舎は、上記の日課に沿って生活しています。部屋構成は基本的に1部屋4人で、1年生から3年生の生徒が同じ部屋で生活を共にしています。新入生には各部屋の先輩たちが、入浴、食事、洗濯等の日課の活動、寄宿舎でのルールやマナー、また場所ごとに異なる掃除の仕方等を教えてくれます。

 施設紹介

 ういんぐさん